この記事では私がこれまでで経験してきた仕事を内容から現実までわかりやすく解説。
仕事辞めたい!転職したい!でももうやりたいことがわからない!と考えてる方へ読んでほしい!
「この仕事気になるけど詳細はどんな事しているのか?」
「応募する前に少しくらいは知っておきたい!」
という人たちに向けて、転職のプロ(自称)といわれるほどに体験してきた経験値から、どんな仕事内容か気になる人や次の転職先の参考にしていきたい人に紹介していきます!(実体験記のようなものになってます)
もちろん会社やお店の在籍している人間により人間関係も変わりますが、あくまで自身が経験、感じた事を発信していきますので、ぜひ読者様の参考になれば幸いです。
一番初めのバイト~から現在(令和2,3月)にいたるまでの職場、その内容、そしてどんな人におススメかなど実験を踏まえて紹介していきます!
気になる仕事だけ見たい方はその項目をクリックしてみてくださいね。
カフェ店員
まず初めて働いたのがカフェでのアルバイト。
新規OPENのお店でした。新規ということもあり始めから接客ではなく、接客の練習なんかさせられます。
OPENするまでの間は言葉遣いや声の大きさ、ハキハキとした受け答えができるようになるよう従業員全員で発声練習なんかもしました。
主な仕事内容は
- お客さんの案内、オーダーをとる
- 料理、配膳
- レジ清算、後片付け
まずは注文の取り方・各テーブルの配置・配膳の仕方・色んな料理を作って覚えて、最後はレジの扱い方等。
新規だと周りのみんなが同期で歳くらいしか上下がなかったので、やりやすかったかなって思いますね。
客層はカフェなので若い人が多い…というわけではなく私のいたカフェは老若男女いました。オシャレってわけでもなく、カフェというよりコーヒー屋さんってイメージでしたので色んな人がいましたね。
荒いおっさんなんかはカフェってそうそうこないので、客層でいえば柔らかく落ち着いた人が多い。勉強してる学生やリーマン、近くのママさん達がおしゃべりにきてたり。
働いてる側の人間層も、変な人はほぼいませんでした。男女比率は女性7:男性3くらいですかね。このくらいの比率じゃないでしょうか。
ガサガサしてる人はおらず落ち着いていて優しい人が多かったので、すごく働きやすかったように思います。
後は個人店かチェーン店か、またそのお店の立地場所によって忙しさも変わってきます。
その辺もよく考え自分にあった働き方がしたい所ですね!
コーヒーの香りもとっても落ち着くし、気分良く働けるのではないでしょうか。
私もまたいつか、もう一度働きたいなって思います。
おっさんになってのんびりとした個人店なんか、ホント憧れます。
スーパー店員
スーパー店員。といっても某マーケットの中の総菜コーナーにいました。
私がしていた業務はお総菜や乳製品、パンやお菓子などを並べたり出したりしている、あの店員さんです!
レジに立つ業務でもなく、接客もお客さんに「〇〇どこ?」っていう質問に答えるだけ、たまにその商品がある場所まで案内する程度なんで気楽です。
基本は商品をだす作業やその品の賞味期限の確認、問題がある商品(袋が破れてるなど)をしていました。
最初は少し場所なんかを覚えたりするのに苦労しますが、覚えてしまえば後はもうハッキリ言って楽勝でした。バイトだからというのもあったでしょうけどね。
社員さんは中々にキビキビしてて、しっかりしてるんです。
そこでよくしゃべるパートのおばちゃんがいて聞いた話によると、「スーパーの店員だからといってつまらん仕事と思わないほうがいいわよ、ボーナスなんて〇十万以上あるからね~」って聞いて驚愕したのを覚えてますね
勝手なイメージで安月給!なんて思ってた当時の自分が恥ずかしい。想像の倍はありましたからね。意外な職種が穴場だったりというのは、わりとよくある話。
ただ聞いたことある人もいるかもですが労働時間が長い等のブラックが多いとも聞きます。
こればかりはその会社の社風やこれまでの流れがあるでしょうから判断が難しい所ではあります。
まぁブラックと感じるかどうかは人それぞれだったりもするので、なんとも…といった感じですね。
ちょっとネガティブな事書いちゃいましたが、なんにせよ働きやすい業種であるのは間違いないでしょう。
スーパーマーケット店員で「ストレスがすごいからもう嫌だ!」なんてことは聞いたことがありませんからね。
私の経験からスーパーの店員バイトはやはり、難易度も低く気軽に始められると思います。
私が働いたのはでかいスーパーだったのですが髪染めもOKなほど緩めが多い。(もちろん黒じゃないとダメな場所もあります)
中古車清掃業
私も当時18歳を過ぎ、車に興味アリアリだった時。ある求人誌で見つけたそこそこ大きめの中古車販売店。
販売員や整備士ならば知識や専門的な資格が必要になりますが、車の清掃だったのでそういうものはナシで入社できました。
基本的な仕事は
- 店頭に並べられている車両達の定期清掃
- お客さんが購入された納車前の清掃
エンジンルーム内、車内清掃、ボディ水洗い、鉄粉取り、拭き上げてポリッシャーでバフ掛け仕上げ。
この仕事は接客はほぼなし、体力もそうしんどいというわけではないです。
ポリッシャーがちょいと重量あるし、色んな体勢で作業したりするので最初は筋肉痛にはなりますかね。
あと年中水を扱うので手荒れがあったり、冬は寒い冷たいで嫌になります。動けば体は温まりますけどね。
やっぱり多少の体を動かす仕事はやり切った感がでて気分もスッキリしますよ!
ちなみに、コレは購入する側の人に対しての忠告ですが…中古販売店で購入を考えるのなら、営業マンの人間性、清掃コーナーにいる人の仕事ぶりなんかも考慮しましょう。
ちゃらけたような人がいるのならその場での購入は検討しないほうが健全かもしれません。
なぜなら私がいた所では上司がちょっとアレな人でして、毎回ではないですが納車が決まっている車でも雑に扱ってたり、バレない箇所なら傷や不具合を隠していたので…そんな事を黙認し物を売る営業マンもいますから。
難しい所ではあると思いますが、一応頭の片隅にでも入れておいて損はありません。
お客さんが納車した車を自分が新車同然に仕上げて、お客さんが笑顔で帰る光景も充実感がありますよ。
ホテルスタッフ(裏方)
私がいたこのホテルは、結婚式場や宴会場として使われているホテルでした。
ホテルマンといっても色んな種類があり、お客さんの対応する「フロント」や宿泊したりしている人の要望に応えたりする「コンシェルジュ」、と様々ですが私がしていたのはハウスキーパーにあたるのかな?
式場に使う照明や音響、裏方の業務です。
主に行う仕事は
- 宴会場や結婚式場の準備、後片付け
- 客室のシーツやタオル等の備品管理
基本は表立って働く人たちのサポートのようなもので、表立ってお客さんの前にでたりしません。
ですが絶対に必要な業務ですし、変にミスをすれば台無しになってしまうこともあるのでしっかりと責任感を持って業務にあたるようにしていました。
段取りを組んで大きな会場の中、丸テーブルを同じ間隔で設置して、クロスを引き、椅子を並べたり…場合によってはめちゃくちゃデカい天井から下がっている仕切り壁で会場をわけたりと、その会場の形を作る仕事です。
割としっかり体力仕事なんです。
照明を扱う時は天井や壁にもたくさん照明バリエーションがあったりして、珍しいモノに触れる仕事は楽しかったですね。
後は大体想像がつくというか、これといって難しい仕事はなくて、でも一人で黙々とする仕事でもないので一緒に働く人との相性が大事だなって感じました。みんなで話し合って段取りを組んだりしますしね、協力プレイです。
ただこればっかりはどんな職場でも働き始める前からわかるものじゃないので…そこは運頼みですね!
ホテルに来るお客さんはどこか特別な感覚、気持ちで来てますので、人の笑顔につながるこの仕事はやりがいや達成感があります。
自分と仲間で考え、自分の手で特別な空間を作り出し、その場でお客さんは笑顔で溢れ楽しい空間となる。
責任感もきたえられますし、一度経験しておくと今後の人生や、もし別の職場に移った時にも役立ちます。
もし興味のある人は、上にある通りホテルスタッフにも種類があるので調べてみて、自分に合いそうなのを選んでくださいね!
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鉄道工場
たくさんの人が利用する電車や新幹線。その電車や新幹線自体を扱う仕事です。
もちろん人の命に直接関わっているといっても過言ではないですし、会社自体大きいので業務に対しかなり厳しめでした。
運転手じゃなく作業員にあたりますので、主となる仕事は
- 古い車両の点検
- 各パーツや車内の清掃
- 実際に街を走る前の最終事前点検、確認
となります。
点検と一口にいっても床下のパイプの状態確認や、たくさん付いている部品の一個一個点検、ガス漏れチェック等々。
パイプからは液が漏れてたりするし、ガスが通る配管には片っ端からつなぎ目に石鹸水をかけて泡の確認をしたりします。
車内だと扉の開閉のスピードや緊急扉のチェックだったり。
後電車って走ってると揺れますよね。その揺れを制御する部品が乗ってる人の足元下くらいにあるんです、その部品の調整とか。
一つ一つの部品がなにがしらの役を担ってて、整備する人がいて、安心してお客さんは電車に乗れる。
たった一つ適当にすると重大な事故に繋がるので、かなり責任感を必要とする仕事ですね。
体力的にもキツイし、精神もすり減ることもありますがやはり誰もが知り、利用する大きな会社。安定や年収を考えるならピカイチ。
それにキツく辛い事ばかりじゃありませんしね。電車に対する知識はつくし、体力もつけば自信も持てます。
それに電車に興味がある人にはたまらない仕事ではないでしょうかね!見る、触る、扱える!
あと働いてる人間層ですが、やはり年配が多く、江戸っ子だからか声もデカいし言い方がきつい人が多かったです。
少なくとも私がいた所は若い人は少なかったですね。男の職場ー!って記憶が強い。
ですので気を遣う事も少なくて済むしそういった意味では全く疲れませんでしたね。
この手のお話してる人多かったですね、私も当時はよく行ってましたから会話は苦じゃありませんでした。酒の場は苦手でしたが…
ちなみに豆知識として、電車の車両には「モハ」とか「クモハ」「サハ」とか書いてあったりします。
それぞれ意味はちゃんとあって、たとえば「クモハ」だと
ク…運転台がある車両
モ…モーターがついてる車両
ハ…普通車
と区別できるよう理由で使われてるんですよ。作業員はこれを基準に動くこともあります。
車内にも前の方に小さく書いてありますので乗ってる時にでもチラ見してみてくださいな。
自動車工場(ライン工)
部品製造ライン
工場関連の「ライン」という単語は聞いたことはあるんじゃないでしょうか?
なんとなくの業務は想像はつくと思われますが、ライン工と一括りに行ってもさまざまな業種があります!
たとえば機械加工や、組み立て、塗装etc.
いずれにしても単純で、作業自体簡単なので多分だれでもできると思いますよ!
工場勤務経験の一つで私がしていたのは部品製造ラインなのですが、車のガソリンを入れる給油口ありますよね?
その給油口のタンクに繋がる部品のライン工です。
仕事内容はざっくりいえば、
・コンベアーから流れてくる給油口の部品を塗装するためにキャップを付け、傷やへこみのチェック。一定時間これを繰り返し時や間がくると次は、塗装されたその部品のキャップを外す。
・きちんと塗装されているか等のチェック。
後は扱う部品の掃除やコンベアや塗装する機械の整備点検。
あくまで私が勤務していた場所では、ほぼ一日この繰り返しでした。ハッキリ言って地味。
そして体力的に楽なので、給与もそれなりのものになる事がほとんどです。
給与面では物足りなさを感じるものの、個人的にはすごく気楽に働けてストレスフリーでしたし、副業もアリなら長く働いてても全然いいなと思える仕事でした。
ただ初めはとにかく時間の経過が遅く感じるのでそこは慣れるまでの辛抱ですね!
期間工
この期間工というのはその名の通り、定められた期間のみの勤務になります。
といっても契約や派遣会社によっては期間延長もできます。
期間工で調べるとほぼ間違いなく給与が高く設定されていませんか?
これは短い期間で働くのだから高収入!という意味ではなく、やめていく人が多いくらいキツイ業務になるからなんですよね。
ここを考えず単純に「数カ月働けば○○万円貯められる!」という軽い気持ちで行くと痛い目をみることも…
多少は体力に自信があることと、何か「目標」を持っていく事を進めます。
でないといけないほどにやめる人が多いんです、本当に。
私は三か月で30万貯める目標をもって入社したのでモチベーションがありましたが、なんとなくだったらすぐやめてただろうなと思います。
ここで働いている人はホント色んな人がいて、年齢は十代から五十後半の年配の方もいます。
勤務理由は私と同じくお金に困っている人から名の知れた会社だけにやる気満々の人、なぜかいつも文句言ってる人。
個性的な人がたくさんいて、人間的には問題なく働けました。
業務内容ですが、この工場で私がしていたのは決められた一定の作業場所で、車体の各パーツを形成する専用の機械にはめ込み続けます。
10メートルくらいの間でサクサク歩き続け、決まった作業を繰り返す。
扱うパーツが少しでもズレるとへしゃげてしまうので結構精細でもあり、一つ一つのパーツがそこそこ重量があったため、腕も足もパンパンになりました。
疲れて作業スピードを落とすと全体のラインが遅れるので、歩く速度も落とせません。
勤務一か月目は本当しんどかったです。
ただやはり作業自体は慣れてしまえばこっちのもので、考えずとも体が勝手に動くくらいにはなります。
そしてなにより、忍耐力と体力が格段にアップしました。
しんどい仕事は経験しておくのとしたことないじゃ全然違います。
さらに金銭面での余裕。結局これがいちばん嬉しかったですね。
キツさ辛さの対価にある給与でしたから、重みが違いました。
もしなにがしらの理由があったり単に興味がある人へアドバイスですが、働き始めは派遣からになると思います。
そこで期間工の派遣会社を探すわけですが、同じ勤務先でも、その派遣会社によって待遇や給与がかなり変わります!
これは入社してから聞いて気付いたんですがなんと時給で200円の差がありました。
200円ですよ。一日八時間労働なら1600円、月22日勤務で35200円!ほんとよく調べておけば良かったなって思いました…
少なく見積もってもこの差額ですので初めが肝心、よく調べて比べてから応募してくださいね。
基本的にラインや期間工などの工場作業員は人と深く関わる仕事ではありませんから、目先の事に集中して作業ができる人なら問題なく始められます。
作業自体難しくはないので、後は体力にはまぁ自信ある人や貯金目的なんかには強いお仕事ですよ。
すぐにお金が欲しい人にも期間工はおススメです。大体の派遣では日払いや週払いもやってますからね。
トラックドライバー系(三種類)
賃貸家具配送
トラックのドライバーとして働いた職場は三か所ありました。
順を追って最初は2トンのドライバーの職場内容です。
ここの運送会社は、レオパレスの家具家電の設置や、交換、撤去などを行う会社でした。
レオパレスという賃貸は冷蔵庫や洗濯機といった家具家電が元々付いており、初引っ越しの人や単身赴任の会社員さん等がよく住まれてます。
そこにある家具一式は住む人が変わっても置いてあるので(クリーニングはされてますが)、長くなるとさすがに状態も悪くなります。
そこで住民が管理会社へ連絡し、必要であれば交換の流れになり、私がいた運送会社に委託されます。その交換をするのでドライバー兼作業員、です!
なので主な仕事内容としては
- トラックの運転(県内・又は横の県くらいまで)
- 家具家電の交換
ちょっと珍しい仕事ですよね。
求人誌にはレオパレスのレの字もなかったので、私も面接してから始めて知りました。
基本は一人行動になるのですが、「えっ家具家電交換なのに?」って思いませんか?
レオパレスって単身向け賃貸で、しかも引っ越し程大がかりじゃないので一人で作業にあたります。
といっても大変なのは冷蔵庫と、手間でいうとベッドの骨組みですね。洗濯機も冷蔵庫も、実はコツさえつかめばおんぶしていけます。ただそれを差し引いても冷蔵庫は重いし、持ちにくい。
問題なのはレオパレスには基本的にエレベーター付き物件がないこと。
エレベーターがあるレオパレスは実はかなり少ないのです。
なので階段で上り下りする事になります。夏場はまあしんどいですよね。
このような少し珍しい業務なので、従業員は少なめ。
そして引っ越し業は体育会系が多いイメージですが、普通に柔らかい物腰の人達がほとんどでしたね。
団体行動じゃないので自分のペースで働けますし、給与も割と高めに設定されていました。
陸運、倉庫業
「それだけ拘束時間が長いのなら、稼げるんじゃないの?」と考えると思いますが、ホント運送会社によりけりで、この会社は少なかったです。残業なしだと手取り14万いくかいかないかくらい。(えぐいでしょ)
いや最初にしっかり聞いとけよ!って感じですが、当時は給与の事を詳しく聞かず入社してたんですよね笑) 反省すべきところです。
といっても拘束時間や給与はもちろん会社によって違いますし、10トン大型やトレーラー等は免許必須ですがかなりいい収入を狙えます。
10トンを運転する人と話す機会はちょくちょくあって、割と勧められてました。
というのも大型トラックになると大きめな荷物を運ぶので、現地では人が荷下ろしするのではなくフォークリフトで積み下ろしします。
ですので運転手は作業という作業はあまりないそうなんですね。
普段の業務で体力的にキツイという事はないらしいです。
ただ一つ、気を付けないといけないことは長距離の運転になるので腰をやられる人が多いんですよね。コルセットを付けている人が結構いるくらいなんで、長時間座って運転するだけといってもリスクはある仕事ですね。
ちょっとズレちゃいましたが4トントラックだから収入が低い!ということはもちろんないのでそこは安心して大丈夫です。
検討してる人は面接では気になる点あればどんどん聞いて不安は消しておきましょう!
コンビニのルート配送ドライバー
コンビニ配送ドライバーは街でも結構見られてる人多いと思います!
業務内容はそのまんま、コンビニの商品を届けるのですが、コンビニにも色々ありますね。
有名なのは大手3チェーンのセブン、ローソン、ファミリーマートとありますがどのコンビニでも配送業の内容に大きな違いはありません。
各コンビニにはそれぞれ店舗向けの配送センターがあり、その配送センターにも弁当やパン等を扱う常温チルドのセンター、アイスや冷凍食品を扱うフローズン等、扱う商品によってセンターが変わり、業務内容が変わります。
私が勤めていたのは冷凍商品を扱うフローズンで、センター倉庫内でトラックに積む決められた冷食のはいったダンボールや、シッパーと呼ばれるアイス等が特に溶けにくくなる特殊な入れ物を、3トントラックの箱に積んでいきます。
日によって量も変わりますが、やはり夏場は売れるので忙しくなってきます。
フローズンに使われるトラックは冷凍車なので、倉庫だけじゃなく箱の中もガンガン冷えてます。
なにせマイナス30℃の設定ですから、髪とか鼻水とか平気で凍ります。
初めはこの寒さに打ちひしがれてしまいますが、積んだりしているうちに体は温まりますので意外と大丈夫になってきますよ。
逆にそんな非日常感を楽しめる人もいるかもしれませんね!
そして積み終わったらルートに沿ったコンビニへ向かいます。大体1日当たり15件~25件くらいですね! 距離があるルートだと件数は少なくしてくれてます。
この仕事の辛いとこは、なによりも時間通りに到着するよう考え、行動する必要がありますので、マイペースとはいきません。
そして労働時間も長めがデフォなので体力仕事といっても過言ではないくらい。ざっと12時間前後の拘束時間があります。やはり楽な仕事ではない…
ですが、働いている人は意外にも老若男女いるんです。
女性の年配さんもいましたし、元気のいい人が多い印象を受けました。
後勤務時間ですが、会社にもよるのかもしれませんが基本は朝か夜か選べると思います。
それぞれの時間帯の良し悪しでいえば、
・朝勤務のメリット
・規則正しい生活を送れる
・明るい中での仕事なので運転がしやすい、作業がしやすい
・デメリット
・車、人が多いので神経使う
・夏場は商品が溶けないよう配慮が必要
逆に夜の場合は、
・車が空いてるので駐車場に停めやすい
・夜間手当があるので若干給与が高め
・眠すぎる
・日が昇ってからの睡眠に慣れるまでが辛い
現場監督
現場監督という仕事は結構知らない人も多いかと思われます。
簡単にいえば現場で働いている職人さんとどういう風に作業を進めていくか打合せしたり、不動産のオーナーと段取り決めていろんな職人さんに指示したりします。
たまにはその作業に参加して手伝ったり、お客さんから依頼があれば現場に出向いて業務にあたる、といったところでしょうか。
人によっては何でも屋さんともとらえられますね。
大工職人や塗装職人、工事業者から足場組立の人たちとしゃべる機会は多いので、いろんな内部事情なんかが聞けて為になりましたし、私のいた会社は不動産の店長や社長と直接お話するので勉強になりました。
現場監督といってもただ指示するだけでなく、不動産から依頼を受ければ自らがお客さんのところにいって作業する事もあります。
今あなたが住まれているお家や部屋で不具合や故障等が生じた時、不動産や管理会社に連絡しますよね。
そして業者と連絡をとり、日程を組み、修理に来てくれる人の事ですね!
そういった仕事もするので、賃貸やお家に関わる事は色々覚えていくことになります。
例えば窓や網戸の交換や修理をしたり、換気扇やトイレのトラブルなんかも扱います。
その際カメラで作業箇所を写したりして、住民の方に見せながら説明したり。作業が終わったら撮った写真をパソコンで処理して、不動産に伝えに行くといった流れ。
あらゆる住まいの修理や補修は扱うので、自分が住んでる家の修理くらいなら自己解決できるようになります。
今でもこの経験はほんとしておいて良かったと思います。あらゆる場面で役に立ちますからね。
こういう職場ですと、一緒に働く人は職場だけじゃなくむしろ職人さんやお客さんとの関わりが主になります。
割と接客業に近い部分もあるし、がっつり体を使ったりもするんですよね。
なので職場環境はどう、といったことはしっかりいえないんですけど、職人さんはやはり体育会系が多いので中々に猛々しいです(笑)
ただ口は悪いけど、言葉の中身は優しい事がほとんどなので働きにくい業界ではないですよ。
むしろこちらもあまり言葉に気を付けず話せるので楽だったりもします笑
お家関係等に携わりたい人には勉強になることも多いですし、ノウハウをつけて独り立ち、という道もアリですよ。
倉庫作業員
派遣やパートさん募集でよく見る倉庫作業員ですが、基本的に簡単な作業が多いです。
全くとは言いませんが大して頭を使う仕事じゃなく、決まった作業を時間までこなしていくだけなので誰でもできる仕事なのかなと思います。
私のいた倉庫は某コンビニの飲食を扱う倉庫で、私がいた飲料コース、お菓子やカップ麺など軽い物を扱うコース、化粧品や雑貨などなどたくさんあります。
カップ麺コースは軽くて運びやすいので女性がほとんどで、飲料は男性が多いんですが、ここの倉庫も大学生から70代の方まで年齢層はいました。
何かわけがあってここで働いてそうな人や、単にバイトをしにきている人、定年過ぎてまだまだ頑張る人。後、出稼ぎに来てる外国人も多かったです。
主に行う業務は
- 商品ピッキング
- ラベル貼り
- 倉庫内の棚卸し(たまに)
基本はこの繰り返しです。
単純作業で誰でもできるので、入社は困難ではありません。
ちなみにピッキングというのは、必要な物を集めることですね。
他にも検品したり、荷下ろしする人もいますよ!
トラックで出荷するために積む荷物は、このピッキングをしてる人たちが用意しています!
基本ずっと同じコースでグルグル回ってピッキングするので足腰は結構大事だったりします。
そしてそれなりに長く働き続けると出てくる問題が、「飽き」です。
単調な仕事なだけにやはりすぐ慣れますし、違うことを考えながら仕事ができちゃいます。
そうこうしてると飽きたな~ってなるのでその退屈とどう戦うのかも考えたい所ですね。
毎日違う業務ができるのなら飽きませんが、そうもいかないですからね…
倉庫作業員やピッキングなんかの仕事は求人サイトにも結構のってますので会社や待遇なんかも考慮し、比較してみてから決めてくださいね!
派遣会社で検討しているなら、同じ派遣先でも派遣元の会社によって給与や待遇は変わりますから要チェックです。
水商売系
クラブ黒服(ボーイ)
ここからちょっとアダルトでナイトちっくな感じになりますが、興味のある人は参考がてら見てくださいね!
キャバクラのボーイをしてきた経験ですが、女の子が接客する「飲み屋さん」にも複数あるんです。
例えばキャバクラは時間料金や指名料を払い、女の子が横についてくれて会話を楽しみます。
若い年齢層が多く、客層は若い人から年配の人までさまざま。会社の接待で使用することもあります。
在籍してるほとんどの女性がドレスや制服系など「可愛い、綺麗」な恰好、雰囲気で華やかなイメージですね。
クラブというのは基本「ママ」という女性がいて、年齢層は少し高め。
その分上品でお店の敷居も高く、もてなしや接客もランクが高い。
会社の社長や経営者の人が多いのも特徴で、会話の落ち着きや楽しませ方が本当の大人の店というイメージです。
お店によってはある程度の権力のある立場でないと名刺を求められたり入店からしてできなかったりもするほど。
キャバレーは店内にステージがあり、そこでダンサーや歌手によるショーを開催します。
お酒を楽しむ、盛り上がれるというイメージで、ここでもちゃんと各テーブルで女性としゃべりながらその場を楽しめます。
基本的にお店は広くてピカピカしてて、どこか昭和の香りが残ってるのも特徴ですね!
令和という今の時代にはかなりキャバレーの数も減ってきていると聞きます。
私は夜系で働くなら中州!と決めていました。
というのもやはり中州はその店舗の多さや賑わいのある繁華街、さらに若者だった自分にはたまらないほど魅力的だったんです。
そこで初のボーイ体験はいきなり高級クラブ。他にもいくつか受けましたが、当時の私の条件に合うのがこのお店でした。
店内は広くはなくて、VIP様用個室が一つ・テーブル席が5,6か所?だったと思います。
キッチンも狭くて、ホステスさんや黒服(ボーイ)が4,5人でギチギチになるほど。
クラブにもよるんでしょうが、このお店は狭いほうだと思いますね。
入社して初めはホール内の掃除の仕方やテーブルにあるグラスのセット、並びを覚えたりテーブルの番号を覚えていきます。
ここではお通し、オードブルは黒服が作るルールだったので料理も簡単なものを覚えられます。
そして初日からでも関係なくお客さんははいりますから接客も同時に始まりますので、最初は頭がしんどくてヤバい。
クラブはやはり他の飲み屋と比べて敷居が高くお客さんも結構地位のある人達がきます。
ほとんどが会員制になってますしね。
ですから接客レベルも「あ、いらっしゃいませー」みたいな感じじゃなく相手のほうを真っすぐ向き、手は前で繋ぎ「いらっしゃいませニッコリどうぞこちらへ」みたいにカッチリしてます。
オーダーをもらう時は片膝をつき笑顔は必須ですし、ホステスのママさんへの対応も変わらずしっかりしないといけません。
お堅い職業ですがこの接客スキルはどんな世界にいっても通用しますし、いい勉強になったなと今でも思えます。
お客さんと仲良くなればその会社の重要部分が聞けたり裏の話等、レアな体験もたくさんできますよ。
一緒に働く従業員ですが、ほぼ確実にいえるのは、どのお店にも一人は嫌な人がいますね。
私のいた場所ですと、体育会系でオラついてる人ですね。
そういう雰囲気に気づいてもらえれば相手も出方を考えますしね。
クラブだからかはわかりませんが、仕事はかなり丁寧に教えてくれる人がほとんどでしたし、ホステスさんも優しいです。ママは妙なオーラがあって中々話しにくいですが。
後、幹部クラスにならないとホステスさんとはプライベートな話もできませんでした。
これは多分他のお店でもそうだと思います。
やはりこういう業界、男と女ですから口説く黒服もいるようで、その対策でしょう。
内部の対策もしっかりしてるようでしたね。
簡単にざっくりとした体験談でしたが、クラブなんかは厳しくお堅い半面、収入や福利厚生が充実してたりもします。
お昼の職業に負けないくらいの待遇もありますし、ちょっと違う世界観で働きたいというのなら検討してみてもいいと思います。
キャバレーのボーイ
夜の業界での二つ目はキャバレーのボーイですね。今となってはかなり店の数が減ったそうです。
ここはクラブと違い「楽しくお酒飲む場」なのでお堅いわけでもなく、和気あいあいとしてます。ですが接客業なのでやはりマナーと最低限の接客スキルは必要です。
キャバレーということもあり店内はかなり広めで、前の方にはステージがあります。
ここでダンサーがお客さんと一緒に踊ったり、歌手が歌ったりするんですね。
こういう場所での歌手はプロを目指している人がほとんどで、自身のスキルを磨くためだったりお客さんとの関わりでチャンスをつかむためだったりします。
やる気があるだけあり、かなり上手いです。結構仕事そっちのけで聞き入るレベル。
ホール内のテーブル数はクラブやスナックの倍以上はあります。なので各テーブルナンバーを覚えるのはその分大変なのです。
覚えないと注文されたオーダーや飲み物を運ぶのに手間かかりますからね…やはり最初はそこが難関。
そして週末なんかはホールが広い分、そして在籍する女の子が多い分お客さんもいっぱい入店してきます。
ホール内のボーイ業務であれば、どの店でも大して変わらない業務内容ですが
- お客さんを席までご案内
- お客さんや女の子のオーダーキャッチ
- お酒、料理の配膳
- 帰った後のテーブル片付け、セット
主な仕事はこうですね。後はたまにお酒作ったり買い出しに行ったり。
基本的に酔っぱらった人相手の仕事なので、社会の常識が通じないときもしばしばあります。
なので対応の柔軟性も大事ですよ。
結構いるんですが、忙しくなってくると女の子も足りなくなってきて、テーブルにつけてないことがあります。そうなると気性の荒いお客さんですと絡んでこられたりもします。
そんな時は事を荒立てず上手くたしなめて、すぐに上司に伝えましょう。女の子を付けるのはホール業務のボーイではなく、幹部の役目ですからね。
後はオーダーや配膳、片付けとセットはスピーディーにこなさないといけません。
クラブとはここも違って、お客さんの回転率もお店側は考えてます。
混雑したときに入店してきたお客さんに対して、待ってもらうよりすぐ案内できるほうがお互いの利になりますからね。
ただ、どんな業務も慣れるまでの辛抱です!その期間に個人差や能力差はあってもいずれは覚えられます。
ボーイの業務は個人プレーというわけにもいかず、仲間と上手く連携をとったりして効率をあげます。
同じホール業務、幹部、嬢の子達、キッチンの人等ですね。
個人的主観ですが夜の業界で働く人たちは、結構個性が強い方が多い気がします。
もろに悪い人はそうそういませんが不思議な人、特殊な人が多いです。人の事いえないのかもしれないけど…
それもまた、楽しさになるんですけどね。
飲み屋の勤務時間はは夕方~深夜がほとんどなので、朝に弱い人にはちょうどいいですよね。
お昼の仕事では経験しえない事もできるし、お酒の場なので大人の方相手になります。
普通のサラリーマンが上手く馴染めず夜の黒服幹部になった人も結構いましたし、前職は某有名カフェの店長をしてた人もいました。
ほとんどの従業員が言うのは「楽しい」という事。
私も思ってましたがやっぱりなんでかんだ夜業界は楽しく、居心地いい所が多いです。
賑わいがある場所だからか、華やかだからか謎ですが男性も女性も楽しそうにやってましたね。
ですが決して楽な仕事ではないことは確かです。お酒の場なのでお昼の仕事より揉め事もありますし、女の子の管理も想像より大変です。
夜関係などの新しいジャンルを考えてる人は一度求人を漁ってみて、待遇や給与で自分に合った場所を見つけてください。
番外編 ヤバさ漂うテレアポ
これはオマケといいますか、恐怖を覚えた仕事があったので気休め程度に。
ある意味、参考になるかもしれません。
この仕事は普通にそこらの求人雑誌に記載していたもので、テレアポ的な内容でした。
当時私はキャバクラのバイトをしていて、掛け持ちで昼職探しをしていた私は、家からの距離も近いし時給もそこそこ、という足りない頭で面接に出向きます。
面接場所はそのへんにあるようなマンションの一室で、スーツを着たいかにもなおじさんと、あきらかに裏の世界生きてきてますよね?とつっこみたくなるボスみたいなおじさん、その愛人か?と思わせる金髪プリンの女性の三人がお出迎えしてくれました。
もう走って帰りたかったのですが、失礼な態度をとるとやられるかもしれないと勘繰ったので、自然と使えない人間アピールして落としてもらおう。と考え付きました。
パイプ椅子に座り面接が始まります。室内はパソコンとデスクが三つ四つ。
お茶をだしてくれたのですが、飲んだら帰れなくなるんじゃないかという謎の不信感を抱き、頂かなかったのを覚えてます。
気さくに話しかけてくれるボスでしたが、あらゆる質問に元気なく返事を返してました。
落ちたいな~と願っていたのですがボスは私の人間性になにを感じたのか、
「採用やな、いつからこれる?」
という採用宣告を言い渡したのです
こんなに採用が嬉しくなかったのは、後にも先にもここだけです。妙な感情でした。
もう受かったからにはいかないと色々やばいので、その日は帰り憂鬱になりながら寝ました。
いざ仕事初日の日、電話がかかってきたので出ると職場が変わって違うマンションになったとのこと。
そんな会社ありえないよなぁと新しい勤務地、というかマンションに入ると私と同じような疑心暗鬼になってる従業員の人が二人、おじさんとおばちゃんがいました。
いや、おじさんのほうはもう、プロのような仕事してましたけどね。
おばちゃんのほうはずっと「これって危ない仕事じゃないんですか!?」とか聞いてましたけど(頼むから事実に迫らないでくれ)
面接にいなかったまた違うおじさんAが仕事内容を教えてくれたのですが、ふと手をみると薬指がないじゃないですか。あきらかに生まれつきや事故の指じゃない。
これはいけない、と思いながらも電話の仕方等を教わります。
数ある電話番号のリストはどこで手に入れたのか聞くこともできず、上から順番にかけていくとのこと。
その飛び込み電話の営業内容は詳しくは覚えてませんが、朝鮮半島が~、日本人は負けずに~等々。資金集めを目的とした電話だった記憶です。
あまり覚えてなくて申し訳ないのですが、多分いやかなり、危ない系だったのだと思います。
そういった団体に偏見もないのですが、気づけば内部にいたことに怖くなり、なんとか一日を終えた日以降バックレました。 連絡もいれず逃げるようにやめたのはここだけです。
もちろん後も怖くて家に来るんじゃないか?とか夜道に気を付けたりしてましたが、なにもなかったです。
いきなりやめたのは申し訳なく思ってましたが、もう会いたくないの一心でした。
それから数週間たったくらいでしたか、ボーイのバイト中にふとお客さんと目が合いました。
そう、いたんです。勤務先は確かに履歴書に書いてしまってましたからね…
スーツのボスは私をあきらかに見ていて、すぐに私は他の従業員仲間に事情を話し、おじさん側の半径5mに近づかないようにしてました。
こっちの様子を見るだけ見て、普通に帰っていきました。目的がわからないだけにビビりましたが、その日から全く会ってません。
何が怖いかって普通の求人誌に、一般企業のように記載できてること。
もし似たような業界を見かけたならそっとして、関わらない事をおススメします(当たり前)
終わりに
私が働いてきた体験談でしたが、世の中まだまだ知らない仕事や聞いたことさえもない仕事はたくさんあります。
求人誌やハローワークで仕事内容を見ても、その一部だけ書いてあったり、都合の悪い部分はそもそも記載してなかったりします…
会社によっては面接に行った際、記載していた内容ともう違ったりしますし、さらに働き始めると面接の時聞いたのと違ったり…げんなりしますよね!
もちろんちゃんとしてる会社がほとんどですが、そういうデタラメをする会社は目立つし記憶に残りやすいものですね。
この書いてある中で参考にして働き始めようと考えてる方でも、面接の際には休日や給与や内容はしっかり相談し、納得してから決めてくださいね!
面接ってなぜか、求職者のこちらが「採用してもらう側」、会社側が「雇用してあげる側」みたいな感じで定着してますけど、私はお互いが納得したうえで「持ちつ持たれつ」的なのが本来あるべき形だと思います。
”雇ってくれてありがとう。とウチで働いてくれてありがとう。” みたいに互いが思いやれるのが、一番理想ですよね!そういう世の中になりますように。