
今の会社に不満があり転職を考えている。でも転職は初めてだし、失敗や人間関係を考えると怖くて動けない。転職できる人は何からどうやって動いたの?成功させる為には何をすべき?
こんな疑問に答えます。
▪不安要素への対策
▪後悔しないようよく考え決める
▪転職成功のキーポイント!

本記事の筆者(@Hidehukurou)主に脱社畜を目指す人に向けた記事を書いています。楽天的な性質から組織勤めが合わずフリーに転身。いくつもの実体験から培った知識とノウハウを持つ僕がお伝えします。
初めて転職するにしても、数回経験があったにしても”転職”って不安が大きくて怖いですよね。
- 現状を変える為に動いたのに今よりヒドイ状況になったらどうしよう…
- 過去に人間関係で失敗してるからなるべく慎重にしたい
- 転職は怖いけど、今のままでいるのは絶対嫌だ…
などたくさんの転職する際不安を感じられています。
転職の不安要素
人間関係
一番大事といっても過言ではない『人間関係』。転職を視野に入れる時、これを最も重視する人は結構多いのではないでしょうか。
今の会社ではそこそこの人付き合いはできていても、転職先でも同じように上手くいくとは限らない。”もし、上手く付き合っていけず社内環境に馴染めなかったら…”と考えると、現状のまま足が止まってしまうのも無理はありません。
また人間関係がしんどくて転職したのに、また同じような環境になったら時間と労力の無駄と考えてしまい行動に移せなくなってしまうのですね。
自分のスキルが通用するかの不安
これもまた多い傾向にあります、『自身のスキルや経験が通用するか』に対して。
自分の持っているスキルや経験が果たして次の職場に活かせるのか…自信があまりない人によく見られる問題です。
年齢が上がれば上がるほど、即戦力として求められる転職市場ではどうしても消せない不安の一つになるのも仕方がないものといえますね。
希望の職へ就けるかの不安
待遇や給与、人間関係も含め『希望の職へ就けるかの不安』は転職を考えた時一番に思い浮かぶ不安ではないでしょうか。
現状に満足できないから転職するのに、時間や労力をかけて転職して環境は変わらなかったら?
いやむしろもっとヒドイ状況になったらどうする…?といった失敗に対して恐怖心がでてくるもの。
こういったことを考えてる内に時は過ぎてしまい、なぁなぁになって妥協した選択になる事も少なくありません。
不安はなるべく減らす!対処法
人間関係への対策
希望する会社で働いている人間の特徴や中身を知りたいと考えても、人間関係ばかりは入社してみないとわからないもの。例え社内見学に行ったとしても、仕事中の姿や環境がうっすら見えるだけで、この解決には至りません。
ですが、入社する前にどんな人間性の人が多いのか・特徴などをざっくり把握する方法はあります。
方法といっても難しい事はなく、口コミや専門サイトから調べていけば堅実です。確実な対処法とはいえませんが、何の仕事がしたいかわからない人は”どう生きたいか”を考えれば良いにも詳しく書いてますので、気になる方は参考までにご覧になってみてください。
”スキルが通用するのか”への対策
この問題ではまず、自分のスキルや得意分野なんかを明確に知っておく必要があります。
- これまでに培ってきた技術や能力は?
- 得意な業務、楽しいと思えた仕事は?
なにがしらでも仕事の経験がある人であれば、その技術は多少なりとも持っているモノです。その能力を把握しておき、次の会社ではどんな能力・人材が求められているのか、自分にできる事・得意分野など把握しておく事で、先方に事細かにアピールすることができます。
といっても会社側からよく見られているのは経験やスキルは二の次で、実はもっと浅い部分だったりする事もあります。この件については面接受けがいい人になる!その特徴と採用されやすくなるコツを伝授!にて説明してますのでよろしければどうぞ。
”希望の職へ就けるか”への対策
今の会社より待遇や給与の向上を目指すための対策は、正直難しい部分があるのは否定できません。
というのも、会社の求人情報と面接での内容、そしていざ入社してみたらまた違った、というはよくある話だからです。
なのでなるべくできる対策として、待遇や給与に関して詳しく面談の際に聞いておく事と、同年代や勤務年数によってまた変わりはあるのか等、先に伺い理解しておくといった方法があります。
多くの人は「現状維持」で止まる
いざ転職を考えても、色々考えて生活している内に結局現状のまま変わらないという事はよくあります。
なぜなら人は変化を怖がるから。初めの方に上記でも書いてある通り、損失回避とは徳をするより損を嫌がるという人の性質を指します。
”とりあえず今生きていけてるなら、ギャンブル感覚で失敗の可能性がある選択は避けよう”としてしまい、新しい道に踏み込めないのですね。
こうなってしまう前に、”今の現状を変えたいな”と考えた時の気持ちを忘れずにいることが大事です。
でないと、いつまでも変えられないまま同じことの繰り返しになる可能性がありますからね。
今一度落ち着いて比べてみよう
本当に転職しても後悔しないのか、現状わかる範囲での確認はしておく事をオススメします。
検討している転職先に目星をつけているのなら、その会社と現状の会社の給与や待遇等の認知できる範囲での比較をしっかりしておきましょう。
勤務時間・通勤時間・給与から福利厚生の待遇までメリットデメリットなど洗い出して、今一度転職する必要があるのかどうか判断してからでも遅くありません。
転職を成功させるカギ
さて、転職を成功させるにはいろんな思考や行動が必要ですが、混乱して大雑把になるほうがよっぽど問題。ここでは僕の実体験上から「特に大事な4選」を紹介しておきます。
納得できるまで調べる
たった一つ気に入った企業があってもその一つに固執するのは危険です。その理由として不採用だった場合にやる気や自信が落ちる危険性がある為。
- 3社くらいは転職先の目星をつけておく
- 一つの企業の中身を納得できるまで調べておく
この二つの事はしたほうがまず賢明です。
3つ希望先があると最悪落ちた時のすべり止めになるので気持ちの余裕を確保できる事と、採用になって入社したとき考えていた会社と違う、といったモチベ低下を防ぐ為です。
気になる詳細は面談の際全部聞いておくことが重要です。しつこいようですが、気が引ける事でも後に残さない為にしっかり聞きだしておきましょう!
得意と苦手を理解しておく
これは単純ですね。自分自身の能力や好き嫌いを把握しておく事です。
「これだけは譲れない・これはできない苦手」など自分の得意不得意を理解しておくのは、アピールで売り込む際にも大いに役立ちます。
なにより仕事内容に一番嫌いな業務があると長い目で見ても充実しにくくなりますから、好きな事や得意な事を活かす方向で行動すると仕事に色がでて楽しいと思える生活を送れます。
自身の将来のビジョンを持つ
自分自身が将来、どんな生き方をしていきたいのかのビジョンを持つことは、人生設計において最も重要な事です。
ただ楽な仕事に就いていても、いずれ飽きたり充実感がなくもっといい所ないかな~と不満がでてくる可能性は高め。
なのであらかじめ最初から自分の将来を見据えておき、理想の形に近づける環境に身を置くべきなんですね。結果としてこれが一番満足度の高い人生を送れる可能性が高いです。
- 何にたずさわって生きていきたいか?
- 人を動かす責任ある仕事に就きたい
- 笑顔がたくさん見れる会社で活躍したい
など、きっとどんな人にでもしたい事やなりたい自分があるはず。それを明確にして関連のある仕事に就く事をオススメします。
【関連記事】【行動力だけはある人に朗報】成功を掴むチャンスが段違い!【最強】
転職エージェントに頼る
転職がそれでも不安だったり、行動するのが億劫だと感じる人には”転職エージェント”をオススメします。
もし、辞めさせてくれない場合の対処法
たくさん考えて転職先にも目星をつけ、後は辞める趣旨を伝えるだけという所まできたのに、退職する事をしぶられたり、引き止めてこられたりという事が起こり得ます。
この場合は大体ひと月前に伝えたりするのが主なので非常識という訳でもないのですが、上司や会社によっては割とあり得る話なので対策も必要になるでしょう。
会社を辞められない…引き止めてきた時の対処法【相談は無意味です】の記事に役立つ情報と対処法を書き連ねているので、こういう状況になった場合はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
現状を変えたいと考えているのならまずは転職に対する”不安”からつぶしておこうという事をお伝えしました。
少しめんどくさいと思う部分もあったかもしれませんが事前に打てる対策を打つと打たないとでは大きく結果は変わってきます。
まだ長い人生、楽しく充実のあるものにする為にもぜひこちらの記事は参考にしてもらえたらと思います!